記憶の見る夢でも

2006年06月16日 08:55



記憶の見る夢でもかまわないと言った


生まれ変わっていく私の心が
その人に届くようにと
心から願いこめて祈っていると


けれど貴方は「届けて欲しい」と
そう貴方は言った
私が
楽しく笑いあったあの頃のように
またあの頃のように戻れたらと言うたびに
貴方は「その想い届けて」と


いつになれば届けられる?
私にはまだ勇気が出ない


でも


見つめているよ
憧れを見つめるその猫のように
私はずっと見つめている
その人を
この世界で陽炎でしかないその人の残像を
それでも心から愛しているその人を
しっかりと心で抱きしめて


儚い楽園に佇むその人を
とてもとても大切に想っているから
すべての私が大切に想っている人だから


きっとこれが本当に愛するってことなのかな
そんなふうに思えてきたよ


ねえ貴方
貴方もそう思う?