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多様性のある創作

2008年10月30日 09:19



創作するのに経験がどうのこうのというのをチラッと見たんですけど、まあ、確かに小説なんか書くのに、経験って大事だなあと思うことはあるし、経験に基づいた描写は経験していない人が書く描写より奥は深いと思います。具体的に言うと、私は車の運転ができません。ということは、車を運転している場面は描写ができないんですよね。ただ「車を運転した」としか書けない。これが車の運転のできる人だったら、もっと書き込めるわけです。前に梓さんが、会社勤めをしたことのない自分にはサラリーマンのことは書けないと言っていたんですけど、それと同じように私には極道の世界は書けません。いやまあ、政治家のことだって書けませんし、警察官の仕事だって書けませんけれど。もちろん、自分とはまったく関わりのない世界を書く場合、取材とか、実際にその世界に飛び込んでみて短期間の体験をしてみることで執筆するっていうことをしている作家だっているわけですから、体験してみればいいわけでしょってなるんですが、別にね、本物の世界を小説世界に求めるだけが文学じゃないと思うんですけどねえ。

小説をどういった理由で書くかでその書かれた小説の価値も人によって変わってくるんじゃないでしょうか。私は自分のやりたいこと叶えたいことを叶えるために小説を書いてきました。だから、経験で書けるような世界じゃなく、リアリティのない世界になってしまうのはどうしようもないわけです。でも、そういうのを読みたいと思う人だっているはずで、そういった世界観を望む人には経験で書かれるようなものは求めていないんじゃないかなあ。すべての小説を同じ目で見てほしくないんですよね。ただ夢を見たいだけの小説には経験など必要なく、いかに夢を見せてくれるかが大事になってくると私は思うんですよね。経験に基づく描写だけが夢を見せてくれるとは限らないんですよ。つまり、奥が深い描写だからといって誰でもが感動するとは言えないってことです。

だから、創作には時には経験など関係なく、ただの妄想だけで創作されたものも大事というだけのことなんです。




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