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男の優しさ考

2008年11月08日 11:07



優しいだけじゃモテないっていうのを聞く。けれど、優しいだけの男でもいいじゃないかということを書いてる知り合いがいて、それを読んでいたら思い出した本がある。梓さんが昔書いたエッセイ「あずさの男性構造学」っていう本。今その本を読んでる最中なんだけど、いやー頷けることも書かれていると同時に「それはちょっとないんじゃない?」という気持ちも抱く内容だった。とはいえ、この本は1980年に出版された随分昔の本でもあるんで、いまだに梓さんがこの本に書かれていることと同じ考えを持ち続けているとはいえないんだけど、でも、考えが変わったということもわからないんで、今の彼女のことをとやかく言うわけではなく、あくまでこの本に書かれていることに反応してちょっと書いてみようかと。

この本にも男の優しさについて書かれていた。この本では基本的に梓さんは優しいだけの男はダメといったようなことを言っていて、フォークやニューミュージックなどが流行したことも世の女性たちが「やさしいひと」が好きだからということで流行ったんだみたいなことを書いていた。ということは、80年代は優しい男がモテていたってことなんでしょうね。今は違うってことで、それで優しいだけじゃモテないってことになったんでしょうけど。80年代、確かに私も青春真っ只中ではあったんですが、あの頃の私は確かに梓さんの意見には同意できたんだろうなと思う。私も優しいだけじゃなく、こうギラギラとした個性的であくの強い悪い人っぽい感じな人に惹かれたものですから。でもまあ、それは理想であって、現実にはやはり優しい人を好きになったように思う。ただ、芸能人などの好みは、確かに私はフォークがあまり好きじゃなかったということもあり、フォークの似合うような男はちょっとなあと思ってた。当時の好きな俳優とかを思い出してみて、やっぱり主人公タイプは好きじゃなくて、ちょっと悪そうなそんな感じの人が好きだったしね。

でまあ、梓さんは最後に「男はやさしくなくていっこうにかまわない」ということを言い切っている。そんなに優しくしなくていい、と。もちろん、まったく優しくするなということじゃなく、ここぞという時に見せる優しさがなくちゃダメって言ってるわけだから、私としては、それってやっぱり結局は「優しい男」がいいって言ってるような気がしたんだけど、違うのかしらん。まあ、あれだ、始終優しくしてろってことじゃなく、普段は亭主関白でも、一番肝心な時に優しさを見せることが一番モテるってことなのかなあ、今も昔も。

ところで、この本では梓さんは、たった一人に向ける優しさを否定していた。つまり、自分の女だけ優しくする男はいかん、と。自分の恋人や妻以外の女はどうでもいいという男は、つまりは自分の女に対する気持ちが冷めたときに今まで愛して優しく扱っていた女をどうでもいい存在と冷たく片付けてしまうから、だから本当の優しさじゃないんだってことらしいんだけど。ここの意見はちょっと私とは違ってて、私はそういったたった一人に向ける優しさって本物だと思うんだけどなあって。もっとも、万人に向ける優しさこそが本物という考えもあるんだろうとも思うんで、これはもう個々人の好みとしか言いようがないんだけど。
自分の大切に思っている人以外には冷たいっていうので思い出したのがガクトさん。(笑)そんなようなことをガクトさんも確か言ってた。女に対してだったか男女関係なくだったかちょっと忘れたけど、自分の中の基準に合わない相手はどうでもいい存在として片付けてしまうとか。

あと、たとえばタイタニックとかタワーリングインフェルノとか、ああいった生きるか死ぬかの瀬戸際になった時、救命ボートやヘリコプターの席がたったひとつしかあいてなかった場合、男とその恋人と見ず知らずの子供が三人いて、自分がその男だったとしたら、あなたはどう行動するか、それでその人間の本質がわかるというようなことが梓さんの本に書かれていた。でまあ、ここでうちの旦那さんがこの男だった場合、そして、私がその恋人としたら、たぶん、旦那は「一緒に死んでくれ」と言って、見ず知らずの子供を救うような気がする。って、今、旦那に聞いたらやっぱり「子供」と答えた。ホラね。(なにがホラね、だ)ただ、普通の人はそうだと思うんだけどな。でもそういった状況に置かれることってなかなかないとは思うんで、実際にその場面に出くわした場合にそんな人道的な行動がとれるかどうかはわからない。私も「うん、あなたと一緒に死ぬ」と答えるつもりだと思うんだけど、その場になってみないとやっぱりわからない。口ではなんとでも言えるから。けれど、できればその場ではそういった行動を取りたいと思う。それが正直な私の気持ちかな。




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