人生は一度きり

2017年12月07日 18:45

それにしても、久しぶりに「エイリアン通り」を読み返した。これ、ほんと、社会派なマンガだったんだなーと思う。翼が、1966年生まれって書かれてたけど、そっか、わたしより三歳しか違わないんだ。とすると今、彼女、51歳か。なんかほんと年取ったなあと思う。シャールくんも同い年くらいの年だから同じ50代か。なんか不思議。当時のシャールくんの親父さんと同じくらいになるんじゃないかな。このラストでジェルが言っていた言葉「同じことじゃないか?どっかの店とか公園とか、てきとーに場所決めてまた集まってくるよ」そして、シャールくんのこのセリフ「望めばいつでも帰ってこれる。1981年12月の、おれたちのいたこの家へ」という言葉が、今のわたしには、当時20過ぎのわたしにとっても切なく感じたものだけど、今のわたしにとっては、あまりにも痛すぎる。望めば帰れる、それは今となっては無理な話だ。あの頃、この世界に一緒に存在していたはずの人たちのうちの何人もの人が今はこの世に存在しない。場所さえもなくなってしまった場所もある。もうあの頃には帰れない。心の中のその人やその場所には帰れるかもしれないけれど、実際にはもう帰れない。それを母の死でひしひしと感じ取ってしまった。そして、そのうち、わたしもその存在しない立場になってしまうんだって、もうそれはそんなに遠いことではないんだってわかってしまった。だから、わたしはすべてのことに焦っている。今はもういない彼女が言っていた言葉「どうしてそんなに焦ってるの」という言葉を思い出すんだけど、焦りもするよ、あなたは若いうちに死んじゃったじゃない、焦らなきゃ、何もできないうちに死んじゃうんだよって、あなたより長生きしてはいてもそう思ってしまうのはしかたないことだと思わない?死ぬまでにやりたいことをやってしまいたい、すべて。そう思うのはいけないこと?もう無駄なことはしたくない。やりたいことをやらなくちゃ。人生はホントに一度っきりだもの。

そう思っちゃダメかなあ、ねえ、お母さん?


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