立ち直れるかなあ

2017年09月30日 13:14

いまだに母が死んでしまったことが信じられない。そりゃ、この一年間、母がだんだんと弱っていくのをずっと見続けたわけだから、いつその時がくるのか、それは時間の問題だと覚悟を決めて過ごしてきたわけだけど、それでも、母は死なないんじゃないかと心のどこかでわたしは思っていたみたいなんだよね。あの母が死ぬわけがないって。「家に帰れるんだろうか」と呟いていた母、ベッドにちょこんと座ってわたしらを待っていた母の小さくて弱々しい姿が忘れられない。元気な頃は恰幅の良い身体でワハハと大きな声で笑って話してた母だったのに、いつのまにこんなに小さくなっちゃったんだろうって。母の母であるおばあちゃんに似てきたよなあ、でも顔はおじいちゃんに似てきたよなあって思ったものだった。父の時は死ぬまでの二年間をまったく会いに行かなかった親不孝をしたけれど、その後の母が亡くなるまでの二年間はもうずっと密に過ごした。まるで父の時の罪滅ぼしのように。父の時はまったく涙なんて出なかったし、悲しいとも思わなかったけれど、今回の母の場合は当分立ち直れそうにない。油断すると泣いてしまう。母がこの世にもういないなんて、やっぱりまだ信じられなくて。今でもピンポンが鳴って玄関に出てみたら、あの母がそこに立っていそうで。いかん、また涙ぐんできた。とりあえず、ここまででやめとこう。


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