「おまえがいてよかった」

2017年10月29日 07:01

さて。今回の「彼方から」の読み返しは、ずっと涙ぐんでばかりだった。いちいち内容に感情移入して泣きたくなるんだよね。しかたないことなんだけど。やっぱこういっちゃなんだけど、「彼方から」以上のマンガはないな。おじゃるがおもしろくないわけじゃないんだけど、やっぱりわたしにとっては「彼方から」がダントツに一番だと思うもの。この世で一番の物語だって。ひとつだけ選べって言われたら、わたしは「彼方から」を絶対に選ぶ。とくに、父も母も亡くなった今のわたしにとって、この物語はまるで自分のために書かれたものだと思えて仕方ないもの。もちろん、いつもの妄想なんだけど。でもね、母とのことがあったあとでこんな箇所を見つけるなんて、やっぱり運命ってあるんだなあって思ってしまった。ノリコが元の世界で子供の頃に母親のおつかいをして帰ってきたら、母親に「ノリコがいてよかった」と言われて嬉しくなったという箇所を見て、わたしは号泣しかけた。ひとりでいたら絶対号泣してた。なんとかガマンして涙ぐむだけでガマンしたけど。マジで号泣したかった。わたしも母が死ぬ少し前に言われた言葉だから「おまえがいてよかった」って。主人公の名前、そしてタイトル、それだけでもうわたしは、ああ、わたしもラチェフと同じく世界に愛されてるんだなあって信じられる。何者かが作者を通してわたしにエールを送ってくれていると信じられる。「彼方から」を読むと本当にそう思える。わたしは世界に生かされてるだって。

がんばらないとな。ね、お母さん?


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)